月の砂漠をホーリーボルト

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生きててよかった
JUGEMテーマ:グルメ

 ゆうひ鮨の店の場所が変わったというニュースは聞いていた。わしは自分の電話番号も住所もゆうひの大将に知らせていなかったので、人伝で聞いて、そしてすこし不安になっていた。それは新しい店はカウンターが10席あると聞いていたからだ。カウンター10席という言葉からわしが想像した店の規模は、職人ひとりできりまわすには大きすぎる。となると、大将のほかに寿司職人を雇う必要が生じる。鮨は職人ひとりひとりの作品だから、ゆうひ鮨のクオリティーに変化がないといいのだが……と、勝手に気を揉んでいたのだった。

 今日は、ファミ通前編集長のバカタール加藤さんがわしの退院祝いという名目でゆうひ鮨をごちそうしてくれた。わしにとっては病後初のゆうひ鮨であり、店が移転してからも初めての訪問になる。本来なら新装開店のお祝いのひとつもぶら下げてゆくのが筋というものだが、わしが生きて再びゆうひ鮨の暖簾をくぐれたということで許してもらうことにした。

 今回ほど寿司を楽しみに待ったことはない。もちろん、いついかなるときでも寿司はたいへんな楽しみではあるのだが、今回ばかりは3日まえからの献立を気にしつつ、最高のコンディションで寿司を味わえるように調整していたのだ。

 あまりに楽しみにしていたものだから、ゆうひ鮨の最寄り駅の駒込駅に5時に着いてしまった。予約は7時だというのに。しかたないのでまんが喫茶に入り、できるだけ味のしないドリンクを飲みながら時間をつぶした。予約の30分前には店に向かい、ゆうひ鮨を囲む路地をぐるりぐるりと散歩して胃を寿司モードにする。

 店内に入ると、わしの心配が杞憂だったことが一目でわかった。たしかにカウンターは10席ぶんあるのだが、店内にはカウンターしかないのだ。いや、テーブル席もあるにはあるのだが、ほんのおまけといった感じで、カウンターメインの店になっていた。そのカウンターも、並んだ客のすべてに大将の目が届くような角度でしつらえられていて、これなら寿司をいただくまえから安心できる。

 
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| ゆうひ鮨 | 00:06 | comments(2) | trackbacks(0) |